何を読んだらいいの?

大学と家の往復を繰り返す単調な毎日。 同じ日々を繰り返していると、頭も思考もワンパターンになってきます。 このままでは千篇一律の発想しかできない!何かを変えるんだ! という強迫観念に背中を押されて行ったところが生協書籍部でした。 何か本を読ん…

1000℃の世界マグマと人間関係の世界ブリッジマン

[rakuten:book:13100498:image] 鎌田浩毅教授の専門分野、しかも世間一般的には超マイナーな地球科学の本ということで、あまり売れないだろうと鎌田浩毅先生自身が仰っていた『マグマの地球科学』 じつは意外と売れていて出版社の方もびっくり!でも、一番ビ…

ブリッジマン

Kissieの師匠、京都大学教授・鎌田浩毅先生が今月、2冊の本を出版されます。1つは中公新書『マグマの地球科学−火山の下で何が起きているか』で、もうひとつが今回紹介する講談社現代新書『ブリッジマンの技術』です。 ブリッジマンってなに? 鎌田浩毅先生…

エデュテイメントな発想が理科離れを防ぐ

岩波書店の雑誌『科学』10月号に鎌田先生のエッセイが掲載されています。題名は『エデュテイメントとしての理系教養科目』です。常日頃から相手の視点に立って物事を考えないと知識が伝わらないと工夫されている鎌田先生ならではのエッセイです。 このエッセ…

J-CASTニュースからの取材 『浅間山など5火山に噴火の警戒 日本の火山は活動期に入った?? 』

昨日、J-CASTニュースの記者の方から京都大学教授鎌田浩毅先生に取材をしたいという電話がありました。 研究室には、いろいろな電話がかかってきます。 『とても良いマンションがあります!買いませんか?』 ⇒ そんなに良いマンションなら、ほっといても売れ…

科学のアウトリーチは「伝えるではなく伝わる」から

Kissieの師匠の鎌田先生が岩波書店の『科学』という月刊誌の9月号にコラムを書いておられます。 題名は『科学のアウトリーチは「伝えるではなく伝わる」から』です。科学のアウトリーチの問題点をその本質から考えてみたという内容になっています。 コラム…

死都日本

『死都日本』という小説があります。石黒耀さんというお医者さんが書いた長編です。一部の人たちには非常に有名な小説です。一部のヒトとは地球科学を研究している学者さんや学生さんたちです。なぜかというと、火山の噴火を題材にしていて事実に忠実に書か…

授業のネタ本

理科の先生でも得意分野、不得意分野はあります。Kissieの場合は生物、それも植物の単元が苦手でした。逆に物理・化学分野は得意だったので授業での自分のノリが全然違います。次から次へと楽しいこと、オモシロいことが出てきます。授業を受けている子ども…

休火山・死火山を覚えていますか?

『休火山』、『死火山』という言葉があったのは知っていますか? 気象庁のホームページによると、現在は活動していないが歴史時代に活動した記録が残っている火山を『休火山』、歴史時代の活動の記録がない火山を『死火山』と以前は分類していました。しかし…

科学の伝道師

理系の研究者というと『なんかヘンなひと』とか『研究はできるけど、それ以外は無頓着なひと』という一般の人の思い込みが存在すると思います。確かに、理科系のおとこ=メガネ、ガリガリ、よれよれTシャツ、小汚いGパンというイメージが当てはまるヒトも…