ルソンの壷

「ルソンの壺」をご存知ですか?

フィリピンのルソン島で日用品としてつかわれている壺を高価な茶壺として日本に持ち込み巨万の富を築いた大阪・堺の商人、呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)の「ルソンの壺」です。
現地では安く手に入るものを日本に輸入して高級品として高く売るというオリジナルな発想がポイントです。この考え方は現代のビジネスにも通じます。「元気な関西企業の着眼や発想に迫りたい」という思いがタイトルにこめられて「ルソンの壺」という経済情報番組になっています。


次回の「ルソンの壺」は段ボールやペットボトルに製造年月日を印字する独自の技術を開発した紀州技研工業の釜中甫干社長がゲストです。
そして、番組のナビゲーターとして鎌田浩毅京都大学教授が出演されます。

番組制作はNHK大阪放送局です。「いや〜!関西のノリだね〜。東京とはぜんぜん違う。オモシロかった!」と鎌田先生は収録の感想を述べられておりました。


鎌田浩毅京都大学教授が出演する「ビジネス新伝説 ルソンの壺」は、
関西地域の放送:4月11日(日)午前 7:45〜 8:10
再放送: 4月14日(水)午前11:05〜11:30
鳥取・香川・徳島の放送:4月17日(土)午前 9:00〜 9:25 です。

番組HPは「ビジネス新伝説 ルソンの壺」です。

一生モノの人脈術


就職氷河期といわれている昨今、企業が欲している人物は人と上手にコミュニケーションが取れる人だそうです。就活やバイトの面接などではコミュニケーション能力を試されます。


大学教授でありながら、さまざまな分野・業界の人と仲良しの鎌田浩毅先生。自分の専門以外の分野の人との交流が研究のヒントや刺激になるそうです。鎌田研究室の大学院生としてもっとも近いところで感じたのは、鎌田浩毅先生が相手のことを考えたコミュニケーションをとっておられることです。
そして遂に鎌田先生の多彩な人脈の秘訣が本になります。それが小手先の技ではなく相手のことを考えた本物のつき合い方を伝授する『一生モノの人脈術』です。


『一生モノの人脈術』は4月3日(土)発売です。可愛らしいイラストも素敵な本に仕上がっています。書店で見かけたら、気軽に手にとってください。そして、もし気に入ったら買ってください。

知的生産な生き方

鎌田浩毅教授の最新刊『知的生産な生き方』京大・鎌田流 知的生産な生き方―ロールモデルを求めて
書店のビジネス書・自己啓発書のコーナーに平積みされているので、ご覧になられた方も多いことだと思います。


『知的生産な生き方』は、鎌田浩毅教授のわかりやすい文章だけがセールスポイントではありません。
京大での授業風景や、鎌田浩毅教授が学生と話し込んでおられるようす、鎌田浩毅教授行きつけのお店などの豊富な写真が掲載されていることもセールスポイントの一つです。


写真と読み手にとって理解しやすい文章で、知的生産をするための日々の過し方のポイントを鎌田浩毅教授が解説しておられます。


最近の鎌田浩毅教授は、ビジネスマンの方を対象にした講演会や京都をテーマにした講演会などで、講義以外にも多忙な日々を送っておられます。


また、『週刊東洋経済』にて「一生モノの古典」との題名で連載のされておられます。先日も、フジテレビ「とくダネ!」の古典についてのコーナーでビデオ出演されて、『論語』について話をされておられました。


今後は古典が流行するかもしれません。要チェック!

何を読んだらいいの?

大学と家の往復を繰り返す単調な毎日。
同じ日々を繰り返していると、頭も思考もワンパターンになってきます。
このままでは千篇一律の発想しかできない!何かを変えるんだ!
という強迫観念に背中を押されて行ったところが生協書籍部でした。


頭をよくする「使える100冊」
何か本を読んで、本から刺激をもらおうと考えたのです。
しかし、何を読んだら良いのか分からないので、取り敢えず視界に入った【『頭を良くする使える100冊』和田秀樹PHP研究所】を買ってみました。


100冊も解説しているから、何か「おっ!コレは!!」というものが見つかるかも知んない?
という軽い気持ちでした。かなり疲れていたというのがあったかも。


この本は、和田秀樹氏が使えると思う100冊を「脳を鍛える」「人間関係の達人になる」など11のカテゴリーに分けて、見開きの2ページで誠実に解説しています。
『人は見た目が9割』『99.9%は仮説』など私が読んだことのある本も何冊か入っていました。


ブリッジマンの技術 (講談社現代新書)ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)目次を見ると、師匠の鎌田浩毅教授の本『ブリッジマンの技術』『ラクして成果が上がる理系的仕事術』の2冊が入っていました。これにはビックリ!
和田秀樹さんも「使える本」と評価して下さっていたんですね。


でもね、和田秀樹さんの使える100冊には選ばれていないけど、
鎌田浩毅教授がダーウィンの『種の起源』やガリレオの『星界の報告』などを解説している『世界がわかる理系の名著』と
何十年、何百年という人間の感覚ではなく、何百万年、何億年という地球科学の視点で考える力が身につく『地学のツボ』は是非みなさんに読んで欲しい本です。
特に中学生・高校生には絶対知っておいて欲しい内容です。日常生活だけでなく、大学受験、就職試験などに必須の教養が詰まっています。

新型インフルエンザで休校になっている方は、この時間を上手に使って本を読みましょう!

新型インフルエンザの影響で、大阪府内の中学・高校では7日間の休校措置になっています。この7日間を読書の時間に充てて、本を読んでみるのはいかかでしょうか。


鎌田浩毅京都大学教授の最新著書『一生モノの勉強法』はビジネスマン向けに書いた勉強法の本なのですが、中学生、高校生でも十分理解できる内容になっています。学生のうちにビジネスマンが行っている勉強法を知っておくことは、将来の自分の進路を考える上でもたいへん役に立つことでしょう。


『一生モノの勉強法』は発売されて1ヶ月です。発売直後から売れに売れ、1ヶ月で4刷までになりました。八重洲ブックセンターbook1stなどの売上げTOP3に入っていることも頷けます。


『一生モノの勉強法』を紹介するブログもたくさんあり、鎌田浩毅京都大学教授のホームページには、各ブログ記事へのリンクがされています。興味がある方は、ぜひ訪問してみてください。

増刷

一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ
先週増刷が決定した、鎌田浩毅・京都大学教授の著書『一生モノの勉強法』ですが、昨日、さらに増刷が決定しました。発売2週間で3刷になるようです。


昨日の京都大学の授業では学生から、「本の印税は何に使っているんですか?」と質問されて、「服を買うのに使ってる。君たちが今年、本を買ってくれた印税が、来年の学生の講義の服になります。」と答えておられました。


実際は、印税だけでは足りずに、ボーナスを全て洋服に注ぎ込んでおられます。ヒトは見かけが大切。派手なファッションで学生を惹きつけて、地味な地球科学を講義する。


高校で地学を履修する生徒は7%らしいです。派手なファッションは、地学を知ってもらうための鎌田浩毅・京都大学教授の戦略です。

分数計算の意外な基本

分数計算は少しの工夫と習慣付けで速く正確になります。


分数の計算は、足し算、引き算と掛け算、割り算を別に考えないといけません。その区別がキッチリできていると計算は速く正確になります。


分数計算を苦手としている子の多くが、特に分数の足し算、引き算に苦労しています。分数計算のどこに手間取っているのか、その計算方法を観察すると、共通していることがあります。それは、分数の足し算、引き算なのに、一旦全て仮分数にしていることです。


分数は上を分子、下を分母といいます。真分数は分母より分子が小さいもの。仮分数は分子が分母と同じか、大きいものです。これ以外には分数に整数部分が付いている帯分数、真分数の中で分子が1の単位分数があります。


分数の掛け算、割り算は、必ず、帯分数を仮分数にしてから計算しないといけない約束になっています。しかし、足し算、引き算にはそのような約束はありません。じつは、帯分数の足し算、引き算はそのまま計算したほうが速いのです。ただ、計算のきまりは守らないといけません。つまり、帯分数の整数部分同士、分数部分同士を計算するのです。


練習はまず足し算から始めてください。慣れてきたら引き算も練習しましょう。分数の足し算、引き算には、さらに工夫をすることで簡単に速くできるようになる方法があります。その方法はまた別の話で。