ブリッジマン

Kissieの師匠、京都大学教授・鎌田浩毅先生が今月、2冊の本を出版されます。1つは中公新書『マグマの地球科学−火山の下で何が起きているか』で、もうひとつが今回紹介する講談社現代新書『ブリッジマンの技術』です。


ブリッジマンってなに?
鎌田浩毅先生の考えておられるブリッジマンは橋渡しをする人です。そのままですが…。


簡単に言うと、人はみんな生活している場所もちがえば、意識もちがいます。また、世代もちがえば、育った環境もちがいます。そんなヒトとヒトを橋渡ししてうまくコミュニケーションを取る。それがブリッジマンです。


たとえば、大学教授や技術者のような専門家が一般市民と話をするとします。専門家はすぐに専門用語で話をするので、一般のヒトには全く話が通じません。┐(´-`)┌


そんなときに、一般市民の目線で、専門用語を使わずに話をすることができるヒト、それがブリッジマンです。『ブリッジマンの技術』には、オジサンと大学生との世代間ギャップを埋めるために日々工夫をされている鎌田浩毅教授ならではの技術がいっぱいつまっています。


講談社現代新書『ブリッジマンの技術』は12月18日が発売日です。書店に並ぶのは早くて20日頃だと思います。


表紙の写真は、出前授業で高校に出かけて行った鎌田浩毅先生の講義風景です。(*⌒∇⌒*)


もし、書店で見かけられたら、買ってくださいとは言いません。でも、手にとって目次だけは見てください。


鎌田浩毅先生は、今後、ブリッジマンをキーワードに科学の伝道師の道を歩んでいかれるそうです。


そうそう、鎌田浩毅先生の本で1冊だけ、もう書店で手に入らない本があります。その本は「科学者が見つけた人を惹きつける文章方程式」です。ところが、日本でただ一ヶ所売っている場所があります。それは、京都大学内にある生協の書店です。


書店では売ってない本と鎌田先生のファッションに興味のある方はぜひ、12日(金)に鎌田浩毅先生の講演会京都大学であるので見に来てください。