教師力

公立小学校の先生は理科が苦手?

理科離れという言葉を耳にする機会が多い今日この頃、子どもたちの科学に対する意識と学習状況を科学技術振興機構と国立教育政策研究所が共同で調査しました。具体的には、公立の小学校の理科指導の実態を調査するために全国の小学校からか380校・約1000人の…

全国学力テスト

最近何かと話題の全国学力テスト。公立の小中学校教員の約7割が「必要ない」と考えているとのこと。そして、全国テストの結果を授業改善に活用している人が44%、活用していないのが43%ということをニュースで見ました。 全国テストなんかいらない!って言…

『えっ!もうおわり?』には実は深い意味があった!

このブログのちょっとヘンな題名『えっ!もうおわり?』には由来があります。 じつは、『えっ!もうおわり?』は授業を受けてくれている子どもたちからの最高の褒め言葉なんです。塾での授業は90分もあります。その90分の授業時間が早く感じるときにこの言葉…

ノーブレス・オブリージュとジャングル大帝

鎌田先生の授業、地球科学入門Ⅰの今年度レポートテーマの1つがノーブレス・オブリージュでした。 ノーブレス・オブリージュ(noblesse oblige)はもともとフランス語で、貴族の義務を意味しています。現在では一般的に財産や権力、社会的地位には相応の責任…

単子葉と双子葉 ビジュアルに訴えかけてやる!

中学受験や高校受験の入試問題でよく出題される単子葉植物と双子葉植物のちがい こんがらがって、なかなかできない単元です。 私が授業で板書する図がだいたいこんな感じです。 ブログ用に書き直したので、実際に授業で書く板書とは少し違いますがこのような…

炭酸カルシウムの思い出2

5/29の記事の、『卵のカラを溶かしてから授業に入れ!』に対して そんなオマエはやったことがあるんかい!と思うでしょ? 実際にやったことがあります。塾の授業で子どもに質問されて、溶けるけど、カラが溶けたら中身はどうなるんやろ?って自分で不思議に…

炭酸カルシウムの思い出

気体の発生法の授業を見学したことがあります。 ちょうど二酸化炭素の発生方法のところで、『石灰石にうすい塩酸を加えると二酸化炭素が発生します。それ以外にも炭酸カルシウムが含まれるものだったら二酸化炭素が発生します。』と先生。 『卵のカラも溶け…

授業のネタ本

理科の先生でも得意分野、不得意分野はあります。Kissieの場合は生物、それも植物の単元が苦手でした。逆に物理・化学分野は得意だったので授業での自分のノリが全然違います。次から次へと楽しいこと、オモシロいことが出てきます。授業を受けている子ども…

5月になりました。教育実習が多い季節です。

なんと科学の伝道師見習いの私も行った経験がありますよ教育実習! あらかじめ学校に連絡を取って、初日までに座席表と生徒の名簿を手に入れておきます。そして、座席と生徒の名前を完璧に一致できるようにしておきます。モチロン座席表には生徒の細かな情報…

理科好きの子どもを増やすには、まず先生から。

科学の楽しさ・面白さを伝えて理科好き少年少女を増やし、理科系人間の地位向上を画策しているKissieです。 京都大学総合博物館が素晴らしい講習会を計画して下さっています。 題して『理科大好きな先生に変身する3日間』というイベントです。 まず、何がス…