小学生はすごい!

鎌田浩毅教授が出演するNHK総合放送の課外授業ようこそ先輩が昨日放映されました。30分番組なのに、よくあれだけの内容をコンパクトに詰め込んであるなぁと感心しました。


その中で一番驚いたことは小学生のいき活きした表情と発想のやわらかさです。岩石と岩石をこすりあわせて火山灰を作ったり、溶岩が固まったものをもう一度熱したらまたドロドロの溶岩に戻るかもなんて発想は大人にはできないものです。


1日目に学校で鎌田浩毅先生の授業を受けて、2日目には実際に現地へ出向いて本物を見てさわっての授業を受ける。これこそ『伝える』ではなく『伝わる』授業のお手本です。自然科学を学習する根本であり、教える側の先生にとっても今回の放送は最高の研究授業になったと思います。


小学校の現場では、大学を出てそのまますぐに先生になった人が大半ではないでしょうか。書物だけで得られた知識と本物と対峙して得られた知識では大きな違いがあります。当然それでは知識の乏しい小学生には伝わるものも大きくちがうでしょう。


いまから現役の小学校の先生に実物を知る経験を積んでくださいなんて、ただでさえ忙しい先生方にお願いすることはできません。そんなときこそ今回の課外授業ようこそ先輩のように本物を知っている先生に授業をしてもらえばいいのです。そのためには保護者からの熱い働きかけが必要です。こんなときこそPTAの力が必要になってきます。子どもたちが活きた知識と時間を得るためにPTAの力で腰の重い文部科学省や学校を動かしましょう!


でも、大阪の橋下知事ならメールでたくさん要望があれば動いてくれるかも。あっ大阪はお金がないから無理かな?



※重要なお知らせ※
課外授業ようこそ先輩」の放映直後から鎌田浩毅先生宛ての感想・感動メールがたくさん届いております。鎌田浩毅先生はたいへん喜んでおられて「ありがたいことだから全部に返信するんだ!」と満面の笑みで仰っておられましたがKissieが止めました。そのままにしておくと倒れるまで仕事をされる方なので。


今週は大学院の入試監督・採点・面接があること。それ以外にも依頼されている原稿やコラムの締切りが迫っていること。出張が入っていること。次の執筆依頼がすでに数件入っていて、ただでさえ待ってもらっているのに申し訳ないということ。つぎの講演会の準備をしなければいけないこと。などを延々とKissieが説明すると渋々納得されました。ほとんど駄々っ子でしたが ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ


来週以降に時間ができれば鎌田浩毅先生に返信して頂きますので、どしどし感想メールをお願いいたします。メールアドレスは鎌田浩毅先生のホームページにあります。よろしくお願いします。 (o^∇^o)ノ