ナゾの研究?

普通の人は大学院生がどんなことをしているか興味があると思います。これは、ある日の研究室の一場面です。基本的に必要なものは自分で作るというのが研究室の方針です。


研究員Mと研究員Kが何やら怪しげなものを製作しようとしています。

あまりに楽しそうなものを作っているので、Kissieもついウッカリ手伝ってしまいました。製作した材料の余りをもらう、道具を借りる、すると今度は全く必要のないものを自作してしまうんですよね。キラキラ光るものには、思わずフラフラと引き寄せられてしまう何かが存在している!


研究室には様々な道具があって、その道具類を見るだけで何でも作れそうな気がしてきます。Kissieも初めて道具類の数々を見たとき、『こんだけあったらゲルググでもジオングでも作れんちゃうか?』と思ってしまいました。


ジオングといえば、機動戦士ガンダムの第42話の足が取り付けられていないから未完成品であると告げられたジオングを見て、シャアとジオン軍の製造技術者と思われる兵士とが交わす会話が印象的でした。
兵士  「80パーセント?冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」
シャア 「足は付いていない」
兵士  「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
シャア 「使い方はさっきの説明でわかるが、サイコミュな、私に使えるか?」
兵士 「大佐のニュータイプの能力は未知数です、保証できる訳ありません」
シャア 「はっきり言う。気にいらんな」
兵士  「どうも」 「気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」
シャア 「ありがとう。信じよう」


「足は付いていない」に対して、「あんなの飾りです。」これは理系的な発言ですよ。宇宙空間に足は必要なし。飾りと言い切ってしまう!形ではなく性能重視!!
そして、シャアの「私に使えるか?」に対して、「保証できる訳ありません」ダメなことはダメと言えることが素晴らしいと思いませんか?


学校の先生もハッキリとダメなものはダメ、デキナイことはデキナイと言えれば、現在の教育事情も大きく変わると思います。