鎌田先生 前期最後の授業

Kissieの師匠の鎌田浩毅教授の前期最後の授業がありました。鎌田先生は前期は授業、後期は実験、火山巡検などの研究と忙しい毎日を送られています。


↑授業風景


授業では東南海地震東海地震,南海地震と富士山噴火が起きたらどうなるか、そして自分の身をどう守るか?という話がありました。そして、東海地震、南海地震は海で起こる地震なので地震の後には津波が来る、なので梅田や名古屋などの地下街にいた場合、地震の後は必ず建物の3階以上に避難することが身を守ることであるという話などがありました。また、最近の地球科学の主流がどうなっているか?などの話もありました。


このような話が地球科学のアウトリーチ、特に防災に関するアウトリーチです。鎌田先生がわざわざテレビに出て、自分が見世物になっても、防災意識と知識が一般市民に浸透し、たくさんの人が助かればそれでいい、という先生のアウトリーチに対する思いの一端を授業で見ることができました。


もう最後の授業ですが、授業の回を重ねるごとに先生の話も滑らかになってきました。学生の方も毎回Q&Aを書くことによって、第1回目の授業と最終回の授業では文章力に大きな違いが表れているなと感じました。課題レポートを書くことによって文章力が更に上がると思います。頑張ってください。


前期の授業を通じて感じたことは、学生の皆さんの教養の深さと知識の吸収力の凄さです。授業で得た知識を自分のものにしてしまう力の高さは流石に京大生と感心しました!


次年度は今年度と違った授業を先生は準備されるはずです。興味がある方は次年度の授業ものぞいてみてください。Kissieは来年度もまだいます!