キシリトールで虫歯をやっつけろ!

先週、歯医者さんに行って虫歯を発見してから虫歯についていろいろと調べました。甘いもの好きのKissieは虫歯にならずに甘いものを食べるにはどうすればいいか?を考えてキシリトールにたどりつきました。キシリトールは虫歯の原因にならない甘味料である。と言われるがなぜそうなのか?


虫歯の原因の虫歯菌は砂糖などの糖類をグルカンと酸に代謝する。代謝されて生成する酸が歯を溶かす。カンタンにいうと、虫歯菌が砂糖などを食べて出す酸が歯を溶かすんであって、虫歯菌がいきなり歯をガシガシ食べているのではありません。


キシリトールは糖アルコールという炭水化物の一種です。虫歯菌は糖類を食べると酸を出して歯を溶かすことができます。しかし、糖類ではないキシリトールを虫歯菌が食べても酸を出せないので歯を溶かすことができません。残念!虫歯菌ということで、虫歯になりにくい!!




さて、そんなキシリトールさんですが、他にもいろいろと優れた所を持っています。キシリトールはショ糖(砂糖の主成分)の0.6〜1.0倍の甘味がある。キシリトールは小腸から吸収されるんだけれどもオシッコとなって出てしまう量が多いなどです。


この性質を利用して、糖尿病や肝臓疾患の患者さん用の甘味料として使用されたり、ダイエットのため、砂糖の代わりに使用されたりしています。キシリトールダイエットですな!


キシリトールが虫歯菌をやっつけているわけではないということ。キシリトールといっしょに砂糖などの糖分を含むものを食べると虫歯菌が喜んで活動すること。このことから虫歯予防はやっぱりはみがきが一番ですね!