ポスドク問題解消策!!

ポスドクって言葉知ってます?
博士号(ドクター)を取ってすぐの研究者が本来の意味なんです。欧米では、博士号を取得した若手研究員には何箇所か研究室を経たうえで自分で研究室を持ったり、企業に就職したりする道が用意されています。


しかし、日本では博士号を取っても就職できない、採用されても3〜5年の期限付きであるなど、博士号取得者の就職には様々な壁が立ちはだかっています。


なぜ、そんなことになっているのか? 旧文部省が大学院重点化を行った結果、博士課程進学者が増え博士号取得者も増えました。でも旧文部省は就職のことまで考えていなかったよ!ということです。


このままでは就職難民の博士号取得者が海外に流出したり、自分のキャリアが活かせない職業に就いたりしてしまいます。これは日本の将来にとって大きなマイナスです。


そこで思い出して欲しいのが、子どもの理科離れです。公立の小学校、中学校、高校に大学院博士過程卒業者を採用する。モチロン、年収はそれなりにはずみます。年収500万円位からスタートしてやがては1000万円を超えることも可能にします。


校長先生より、教頭先生よりたくさん給料をもらう博士号取得先生。そんな先生がいたほうがよっぽど学校は楽しくなるはず。柔軟な思考を持つポスドク先生の教育を受けた子どもたちが将来の技術立国日本の根幹を支える。これは素晴らしいことだと思いませんか?


でも、テレビで見る橋下知事とのやりとりから考えると、現在の教育委員会では器の大きさもフトコロの深さも感じられへんからムリやろね。あーモッタイナイ!