近況報告です。

競争が激しい塾業界。担当している先生が突然変わることもよくある話です。ということで、Kissieが勤務している塾でも担当変更が起きています。残念ながらKisseiの担当授業も1つ増えてしまいました。


新しく担当するのは6年生の理科。理科を苦手としている子が多いクラスで、当然テストでの成績もパッとしません。夏休みの最後の一週間から担当して、子どもたちの理科に対する苦手意識を取り払って、成績を上げて、なお且つ志望校に合格させるのが任務です。う〜んミッション・インポッシブル!!


1年あればまだ何とかなりますが、受験まではあと約4ヵ月しかないので目標達成にはかなりシンドイものがあります。実現の可能性が低い仕事ということです。


何がシンドイかというと、『できる』ことと『わかる』ことを区別して、『わかる』ように教える。これが実は根気と時間が必要なんです。社会科のように暗記がメインになる部分が多いと『できる』を追求していけば点数につながります。でも、理科はそうはいかないんですよね。『わかる』部分が大きいので教えるほうの労力も大きいと…。


不可能に近い任務なわけですが、難しければ難しいほどやってみたくなるものなんです。なので、現在は授業のカリキュラムや使用する教材など千思万考しています。


子どもたちの理科に対する苦手意識が将来の理科離れにつながり、理科系人間の地位低下が進行します。エデュテイメント(おもしろくてタメになる)な授業を心がけて、理科好きの子どもを増やすよう頑張ってみようと思っています!


もしかしたら、エデュテイメントな教材と授業ネタさえあれば、理科が苦手な先生でも楽しくてためになる授業ができるのでは?