実験教室に行ってきたゾ!

ココ最近、更新が滞りがちでした。
理由は大学院の授業が忙しかったこと。講師として勤務している塾の夏期講習会が始まり、長距離の移動が増えたこと。ノートPCが古く(5年前の新製品)、バッテリーがすぐ切れるので移動中の電車内で仕事ができないこと。体調を崩していたことなど色々です。

そんな中でも、実験教室には行ってきました。対象は小学校1年生〜3年生。
お題は『空気を体感する!』です。空気には重さがあることを体で感じて、見えない自然を見える自然に意識を変えよう!というのがねらいです。
しかし、今どきの小学生の知識の豊富なこと…。
なんでそんなこと知ってんの? っていうことまで知っていました。小学生恐るべし〜!


書物やテレビから得た知識は自分が体験して得たものではありません。実験では、自分で実物を見る、触るという経験をします。実際に見たり、触ったりすると、知識だけでは見えないものが見えてきます。そうして初めて、書物やテレビから得た2次元の知識が3次元の活きた知識になります。


活きた知識は他の活きた知識とネットワークを構築します。この活きた知識のネットワークが、様々な問題に直面した時に問題解決能力として発揮される原動力となります。


現在の小学校では、身近に科学を体験する機会がとても少ないと感じています。黒板と教科書を使っての授業も大切ですが、実際に経験することはもっと大切であると思います。身近にあるものを用いて手指を使って工夫することは、子どもたちの将来の可能性を広げることにつながります。


自分の研究テーマの一端を実際に見たような気がしました。

暑くて肉体的にキツイことが多かったですが、楽しかったです。